"検品" の担当者にショートインタビュー🎤✨
Q1:出来上がった帽子たちの検品について教えて下さい。
担当Oさん:
商品センターでは3回行っていて、3回それぞれ別の人が担当します。1個の帽子に1枚の検品確認シートがあり、シートに書かれた作業項目に沿って2回・3回と繰り返し行います。1回目の検品はとても丁寧に行うので、とても時間がかかり神経を使います。
momoko:
3回も行っているのですね!初めて知りました…
Q2:検品作業の項目を教えて下さい。
担当Oさん:
まず検品する帽子と品質表示が合っているか、そしてネームタグ(帽子の内側に縫われているブランド名が刺繍されたもの)・チャーム(帽子の表面に付いているブランド名が彫られたもの)・アジャスター(サイズ調整をおこなうもの)がきちんと決められた場所に付いているか。次に帽子全体に汚れはないか、ジョイント部分の縫製に乱れはないかを検品時にも再度チェックしています。そして帽子それぞれの「デザイン仕様書」を確認しながら、デザイン指示通りの装飾品(色やレース・リボンの種類)が縫われているかを確認します。
momoko:
自分の眼を信じての作業、緊張しますね…集中力が必須ですね。時々遠くの景色を観て、マッサージをして眼を労わってくださいね!
担当Oさん:
まだありますよ!次に頭回りのサイズを測ります。装飾品を縫製する際の糸使いで一番気を付けなければならない事なのですが、キツく糸を引っ張って装飾品を縫ってしまうと帽体そのものが縮まり、頭回りのサイズが大きく変わってしまいます。なので、頭回りのサイズは出来上がった後に再度、測っています。
そして最後に検針を行います。1番気を付けて行っているのがこの検針です。帽子を製作する際に使用する縫針や、まち針の外し忘れ等の不注意がないかを確認するため、帽子全面をくまなく検針機にとおしチェックしています。お客様の安全確保のために万全の注意を払って行っています。ここまでの工程を3度繰り返し、問題がなければ3回目の最後にスチームをかけます。
Q3:問題があった場合の対処を聞いても良いですか。
担当Oさん:
検品者は縫製も出来るので、問題個所を見つけた際は特異なデザイン以外のモノはその場で直しています。問題のあった箇所については後に製作者へ伝え修正します。
momoko:
徹底していますね。手作業でここまで正確に綺麗な仕上がりになっている事を毎度のインタビューで関心感激しています。
担当Oさん:
検品も全て手作業です、1個1個大切に見守って送り出しています。それが皆様に伝わると嬉しいです。